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エグゼクティブ・コーチングへの誤解「業界経験のないあなたに何故経営者のコーチができるのですか?」

残念ながら、日本ではまだエグゼクティブ・コーチングの素晴らしい本質とその効用が理解されているとはいえないのが現状です。

エグゼクティブ・コーチングについて話をすると、
「〇〇業界関係の職業に関わった経験がない人が、どうして経営者のコーチができるのでしょうか?」
と多くの人から聞かれます。

曰く、
「この分野にそれほど造詣が深いわけではないのに、どうしてコーチができるのか」
ということですね。

エグゼクティブコーチの役割

経営者に行うエグゼクティブ・コーチングとは、企業経営に関わるものがテーマの中心にはなりますが、経営の要諦はどんな産業も企業も変わりません。
あらゆる経営に通じる基本理念や経営方針、事業計画にまつわる戦略や戦術、そしてコーポーレート・ガバナンス、コンプライアンス、リスクマネジメントなどをベースにして、経営者が抱えるさまざまな問題や課題を、あくまでも『経営者が主体となって』解決するお手伝いをするのが、エグゼクティブコーチです。

主体は経営者自身にあり、エグゼクティブコーチには、特殊な業界知識や製品知識は必要ありません。
エグゼクティブ・コーチングの目的は、経営者が安心して経営に専念できる環境を整えることです。

エクゼクティブコーチは具体的に次のような関わりを持ちます。

  • エグゼクティブ(経営者)の新たな気づきやアイデアの創出、潜在能力の開発
  • 将来ビジョンの策定、目標設定やコミットメント
  • 動機付けやモチベーション、勇気づけの提供
  • リーダー教育、後継者の育成、社内コーチの育成
  • 経営革新、社内の活性化、フィロソフィーの策定
  • 人間関係改善、コミュニケーションの円滑化
  • 価値観の調和、情報の共有化など

エグゼクティブコーチは、経営者のみならず、役員や幹部社員のパフォーマンス向上や教育にも携わります。

エグゼクティブコーチは経営者の心の軍師

「経営者は社内では孤独であり、心を許した相談相手も少ない」という声をよく耳にします。
一人で悩み決断を迫られている経営者に、心の底から信頼できる心の軍師が傍らにいてくれたら、安心ではないでしょうか。
経営者の孤独は社内の人間では救えません。

エグゼクティブ・コーチングの最大の目的は、「すぐれた経営者」に成長して頂くことです。
すぐれた経営者とは、経営のプロフェッショナルであり、同時に豊かな人間性と社会性を兼ね備えた経営者です。
経営のプロフェッショナルとは、いかなる状況にあろうとも、同業他社よりも高い利益を上げ、企業を健全に成長させる能力を持った経営者です。
しかも私利私欲を求めるのではなく、従業員や社会全体の幸福に貢献することを真剣に考え、行動する経営者です。
多くの人が自然に集まって、その人のリーダーシップに従って、それぞれのベストを尽くすような人間的魅力に溢れた人です。

エグゼクティブコーチが、マネージャーや一般社員を対象とするコーチングと大きく違うのは、成果をROI(投下資本利益率)など経営数値で判断されるところです。
エグゼクティブ(経営者)は当然ながら企業の経営数値に対して全責任があります。

コーチングはすぐれた教育の手段です。人間の多様な可能性を信じ、成長のプロセスを重視します。
自分と部下の可能性を信じつつ、どのようにすれば、自分と周りの人がよりよい人生を過ごすことができるのかについて真剣に悩んでいるエグゼクティブ(経営者)の皆さんには、是非、エクゼクティブコーチを付けてみることをお勧めします。

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