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第20回(前編):採用チャネルを選ぶために ─“自社の軸”から考える─

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中途採用の採用チャネルにはさまざまな種類があり、選択にあたっては、それぞれの状況に合わせて丁寧に考えておられることと思います。
それでも、思うような結果につながらないことがあります。

背景には、“手段だけが増え、選ぶための軸が見えにくい”という構造的な問題があります。

常に多くの採用案件が動いているような会社には、経験や最新の知識が自然と蓄積されていきます。
人材紹介会社などからの情報も得やすいでしょう。
一方、採用機会の少ない会社には、それらが届きにくいのが実情です。
急に「人を採用したい」となったときに、どこから考えるのか、何を選択すべきか、戸惑うことも多いと思います。

今回は、中途社員の採用戦略を考えるための整理方法として、“自社の軸でチャネルを選ぶ”ことをお伝えします。

1.採用チャネルは“7つ”に整理できる

最初に、採用チャネルを7つに整理しておきます。
これまでのブログで触れてきたように、社内人材を対象とした社内公募・異動などもチャネルのひとつです。

  1. ハローワーク
  2. 求人サイト(無料〜有料)
  3. 人材紹介会社
  4. リテーナー(ヘッドハンター)
  5. リファラル(社員紹介)
  6. 社内公募・異動・任命
  7. 紹介予定派遣

2.「自社の軸」を4つの視点で把握する

次に、自社の軸を見ていきます。
それは以下の4つ。①②は採用ポジションの特徴、③④は社内の状況です。

採用ポジションの特徴

① 希少性 × 専門性(母集団の大きさ・専門性)

  • 営業・事務・製造など、母集団が大きい職種か
  • 薬事、研究開発、法務、エンジニアなど、専門性が高く母集団が限られる職種か

希少性・専門性が高いほど“待つ採用”では出会いにくく、能動的に探しに行く必要が出てきます。

② キャリア層(若手〜管理職以上)

年代・経験層によって、候補者が動くフィールドは変わります。

  • 若手:求人サイト・SNS・社員紹介
  • 中堅:求人サイト+紹介会社
  • 管理職以上:紹介会社・ヘッドハンター

社内の状況

③ 社内の対応力(時間・人手)

書類管理、スクリーニング、面接調整など、応募が増えるほど社内の負荷は高まります。
どこまで対応できるかを把握しておくことは、実務上とても重要です。

④ 予算(投資できる採用費)

求人サイト費(掲載費)・スカウト費・紹介料・リテーナー費など、使える予算で選択肢は大きく変わります。

  • 社内公募・異動・任命:0円
  • ハローワーク:0円
  • 求人サイト:0円〜(選ぶサイトや掲載プランにより変動)
  • 紹介会社:入社者年収の30〜40%(会社・職種により変動)
  • リテーナー:着手金+成功報酬

“このポジションの採用にどれだけ投資すべきか”という経営判断が求められます。

3.補助軸として押さえたい「地域性」と「到達スピード」

さらに2つの補助軸も確認しましょう。

地域性

都市部は求人サイト・紹介会社が強く、地方はハローワーク・リファラルが力を発揮します。
地域の特性によって、効果が出やすいチャネルは大きく変わります。

候補者への情報到達スピード

  • 求人サイト:初日〜数日
  • 紹介会社:2〜3週間
  • リテーナー:1〜2か月

「いつまでに採りたいか」から逆算して考えることも、チャネル選びの大切な要素です。

4.「4つの軸」を見てチャネルを選ぶ

4つの軸を確認したら、採用チャネルを選んでいきます。
どう選ぶか、自社のケースに当てはめながら読んでいただけるよう、代表的な3つのケースをご紹介します。

▼ ケース1:母集団が多い × 若手 × 社内対応力あり × 低〜中予算
→ 求人サイト/ハローワーク/社内公募/リファラル

  • 若手は求人サイトで出会いやすい
  • 専門性が高くない職種は反応が得られやすい
  • 社内対応力があれば応募増にも対応できる

▼ ケース2:専門性が高い × 中堅 × 社内対応力ふつう × 中〜高予算
→ 専門系紹介会社/求人サイト+紹介会社/リファラル

  • 専門性が高いほど“探す力”が必要
  • 中堅層は現場での即戦力が求められる
  • 紹介会社のネットワーク・知見を活かすことで精度が上がる

▼ ケース3:専門性が高い × 上級管理職以上 × 社内対応力限定的 × 高予算
→ リテーナー/特化型紹介会社/リファラル

  • 市場に出てこない層へのアプローチが必要
  • 非公開でのサーチが中心
  • 少数精鋭の候補者に集中する形が現実的

5.今回のまとめ(後編につづく)

チャネル選びの出発点は、まず、ポジションの特徴と社内の状況を“4つの軸”で整理すること。
そして、補助軸(地域性・到達スピード)を加えることで、どのチャネルを選ぶべきかが自然と見えてきます。

後編では、今回触れた7つの採用チャネルについて掘り下げていきます。


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CBL認定アソシエイトコーチ
Support Runners代表
エグゼクティブコーチ/人材採用支援アドバイザー
山本 知子

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