なぜ、コーチングはやりがいや喜びが大きいのか?(2018/11/02)

最初に目指したのは中小企業診断士

私は、読売新聞育英奨学生だった学生時代の経験から中小企業を応援したいと思うようになり、学校卒業と同時に公的な中小企業支援機関に勤めていました。

ところが、入社5年目の時に大きなミスをしてしまい、「もしかすると、私は会社を辞めなければならないかもしれない……。会社を辞めたら何ができるだろう」 そんなことを考える出来事がありました。

まじめに仕事をしていても、ちょっとした仕事のミスで職を失うリスクがあると感じた私は「もう会社に依存する生き方はやめよう。会社の中だけでなく、社会に出ても通用する力をつけなければ……。」と考えるようになりました。

このことが一つのきっかけで、経営コンサルタントの国家資格「中小企業診断士」の資格取得を目指すことになりました。
2015年の日経新聞の調査によると、中小企業診断士の資格はビジネスパーソンを対象とした「新たに取得したい資格」としてトップになったようです。

私の場合、中小企業診断士の資格を取ったのは、当時勤めていた会社が中小企業支援機関だったので、仕事にも直接役に立つと考えたからでした。そして資格取得後は、中小企業診断士として、資金調達のお手伝いやこれから起業したいと考えている人、事業がうまくいかなくなって経営の改善をしたいといった企業のご相談にお応えするような仕事に携わってきました。

コンサルティングでは、コンサルタントが持っている力以上のものは生まれない。

しかし、実際に多くの悩める中小企業の経営コンサルティングをしても、企業の人たちがアドバイスした通りに改善してくれなければ、経営はうまくいきません。どんなに有効なノウハウを提案しても、それを実践してもらえなければ、画に描いた餅で終わってしまいます。
コンサルティングでは、コンサルタントが持っている力以上のものは生まれません。 今日のような変化の激しい時代、答えのない時代には、コンサルティングの機能だけでは限界があるということも感じていました。

カウンセリングの世界へ

またその頃、私は会社の人事部に在籍し、研修や採用の仕事をしていたこともあり、社員の心の病に向き合う機会が何度かありました。そして景気の悪化から資金繰りに苦しんで命を絶つ経営者の方もたくさん目の当たりにしてきました。そんな心の病に苦しむ人たちの力になりたいと考え、カウンセリングというものに興味を覚えました。そこでカウンセラーの勉強をして資格を取得し、電話カウンセリングのボランティアを始めました。ただ、現実は私の想像よりもはるかにヘビーでした。

「もう死んでしまいたい……」
そんな深刻な悩みを電話口で吐露されることも一度ならずありました。

ネガティブな感情や思考にとらわれてマイナス状態にいる人の言葉を真剣に受け止めることで、こちらの精神もマイナスの暗闇に入り込まざるを得ません。そのとき私は、カウンセラーはとても大切な仕事だけれど、もっと大学院などで深く学んでからでないと、生半可に相談を受けるのは危険だと感じました。

コーチングとの出会い

同じ頃、人事部で人材育成に関わる現場に携わることも多く、カウンセリングの勉強をする中で初めてコーチングというものを知りました。「コーチングって何だろう」それがコーチングの世界に入ったきっかけです。

コーチングを受けるクライアントは、わかりやすくいうと、「生きているのが辛い」というマイナス志向ではなく、「どうやったらよりよく生きていけるだろうか」というプラス志向なので、コーチ自身もプラスのエネルギーを感じることができます。

コーチはクライアントと共にゴールに向かって前進します。
仮に途中でうまくいかないことがあっても、「なぜうまくいかないか」を掘り下げる学びになるので、全てはプラスになります。
コーチはコーチングを重ねるたびにクライアントと共に成長していけるので、コーチ自身の成長を実感できます。

クライアントの人生に深く入り込んで、クライアントに寄り添い、クライアントと共に成長できるコーチという仕事に私は大きなやりがいと喜びを感じています。
また、コーチングを学んだおかげで、従来の問題解決型のコンサルティングから経営者の想いを引き出す新しいコンサルティングのスタイルができつつあり、成果も見えやすくなっていることを実感しています。

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