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「セルフイメージ」が高い人と低い人

コーチは人の成長をサポートする存在

コーチとは、人の成長をサポートする存在です。
そのためには、コーチ自身の「自己基盤」が問われます。
自己基盤とは、何だと思いますか?
建物で言うと基礎にあたる部分です。
建物を建てるときに一番時間をかけているのは基礎工事です。特に高い建物を建てようと思えば思うほど、この基礎工事が重要になります。
東京スカイツリーは、巨大な三角形の基礎杭で支えられていますが、一番深い杭で約50メートルとのことです。

同じように人も、なりたい自分になるためへの土台、つまりファウンデーション=自己基盤を整えることが大切です。
自分の中にどんな傾向があるのかを知っていれば、自分の感情をコントロールすることもできます。
たとえば、「本当は優しくしたいんだけれど、彼の顔を見るとムカつく」なんてことはありませんか?

そんなときは、「人生で妥協していることはないだろうか?」「やりたいのに、やれてないことはないだろうか?」などと、自分自身と向き合ってみましょう。
自分が納得できないことに妥協するのをやめ、自分の基準を引きあげることで、自己基盤を整えることができます。

よりよい人生を送るには、考え方、思考がとても大きく影響

よりよい人生を送るには、考え方、思考がとても大きく影響します。
なぜなら、考え方が行動を変え、行動が習慣をつくり、習慣が良い人格を形づくり、高い人格を持つことでより良い人生が送れるようになるからです。
そのためにも、「セルフイメージを高く持つこと」が大切です。

「自分に自信がない」「こんな私にできるだろうか?」などと悩んでいる人がたくさんいますが、その多くは他人と比べてしまっていることが原因です。
セルフイメージが高くないからといって、その人自身のレベルも低いわけでは決してありません。
むしろ、向上心が高く、自分に厳しいがゆえに、現状に不満を覚え、自分よりできるように見える人と比べて、「自分なんてまだまだダメだ……」と、セルフイメージが低くなってしまっている人が多いようです。

セルフイメージは幸福感にも関係し、セルフイメージが高い人は、満足度が高いので、幸福感も高いといえます。

私自身も田舎者の引っ込み思案な性格で、自分にいつまでも自信が持てなかったですが、小さな成功体験を積み、恩師ともいえる先生との出会いなどによって、自信が生まれ、いろいろなことが好転するようになりました。

今でも恥ずかしがりやではありますが、だからこそ一歩前に出ることができないクライアントの気持ちが分かることもあります。
自分の弱みは、強みの裏返しともいえるので、決して諦めないでください。

自分を受け入れ、信じ、大切にする

セルフイメージを高く持つこととは、具体的には「自己受容」「自己信頼」「自己尊重」の精神を高いレベルで持ち続けることです。

「自己受容」とは、善悪に関係なく、ありのままの自分をそのまま認めて受け入れることです。例えば、あなたが「私は人前でひどく緊張しやすい欠点がある」と感じて、自信を失っているとします。そんな自分のことを「私は人前でひどく緊張しやすい性格なんだ」と、あるがままの自分を許して受け入れることが「自己受容」です。

次に、「自己信頼」とは、自分で自分を信頼しているかどうかということです。
たとえ逆境に陥ったとしても、「私はまだまだやれる!」と思えるかどうかです。
自分に起こる未来を信頼することこそが、「自己信頼」の本質です。

そして、「自己尊重」とは、自分自身を大切に感じ、自分を慈しみ、自分を肯定し、ありのままの自分を尊重して、自分の存在価値を認められるかどうかです。

「自己受容」「自己信頼」「自己尊重」の3つが揃っている人は、セルフイメージが高い人、すなわち「自己基盤」のある人です。
コーチを目指す人は、まずあるがままの自分自身を認めて、その未来の可能性を信じ、自分自身を尊重することが大切です。

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