こんにちは!
コーチビジネス研究所を運営する中小企業診断士、銀座コーチングスクール池袋校・埼玉校代表の五十嵐久です。

6月13日付けの日本経済新聞朝刊に、「日立化成が、コーチング技術を持った社員を 1,200人にする」という記事が出ていました。
コーチングを導入する企業が増えつつあるのは嬉しいですね。
さて、今日は、起業を志す人のマインドセット についてお伝えします。
マインドセットとは、グロービス、MBA経営辞書によると、経験、教育、先入観などから形成される思考様式、心理状態、暗黙の了解事項、思い込み(パラダイム)、価値観、信念などが含まれるとしています。
「起業したいけど、自分には実績がありません」 多くの起業を志す人から、そうした言葉を耳にします。
これも、もしかしたら思い込みかもしれませんね。
あなたは実績がないと言って、 尻込みしていませんか?
私も同じでした。
もちろん、企業人として働いていた時は、それなりの貢献はしてきたと自負していますが、そのことをどこまで活かせるかは、正直不安でした。
でも悩んでいるだけでは 一歩も前へ踏み出すことができません。
実績は行動しない限り作れないからです。
マインドセット、考え方を変える必要があります。
成功している人に会うと、「実績は作るものだ」と言います。
たった一つでいい、 一つの実績があれば、人は興味を持ってくれます。
過去を掘り下げていくと必ず何らかの実績があります。
他人から見たらすごく大きな実績があった ということがよくあります。
自分では意外と気が付いていないことが多いですね。
例えば、秘書として20年、いろいろな社長に 仕えてきたというOLの方がいるとします。
いろいろな社長の振舞いを見てきて、そこから学んできたことがあるはずです。
それはとても大きなあなたの宝です。
また多くの人は、実績を語るのを嫌がります。
私もそうです。 自慢話のようで、いまだに躊躇する自分がいます。
でもビジネスにおいてはこれは美徳でしょうか?
マイナスですよね。
お客様は常に、何か良い人、良い商品、 良いサービスがないかと探しています。
お客様に選んでもらいやすいように、「ここに、こんな良い商品・サービスがありますよ」ということをしっかりと示してあげることは大切なことです。
私も最近やっと少しづつそう思えるようになりました・・・