コーチングをビジネスとして成り立たせるための5つの戦略(2021/05/29)

コーチングをビジネスとして成り立たせるには何が必要でしょうか?
コーチングを学び、コーチの資格を取り、スキルを磨き、コーチング・セッションの経験を積むことでしょうか?

もちろん、これらはとても重要ですが、これだけではビジネスとして成り立たせるには十分とは言えません。
もしあなたがプロフェッショナルコーチとして成功したいのであれば、次のことについて考えてみるとよいでしょう。

戦略その1. コーチとしてのストーリーをつくる

「あなたがコーチになりたいと思ったのは何故でしょうか?」

「高校生の時に友達の誕生日でサプライズプレゼントとしたら、めちゃめちゃ喜んでくれました。その時の感動が忘れられなくて、自分は人の喜ぶ顔を見るのが好きなんだなぁ、と思いました」

「大学生の頃、スターバックスでアルバイトをしていた時に、『価値観の共有』『お互いの良さを認め合う』『自分で考えて行動する』ことの大切さを学びました。
そして大学卒業後、別の会社に就職しましたが、スターバックスの社風の素晴らしさがずっと心に残っていました。いろいろ経験する中で、スターバックスで経験したことは、実はコーチングの考え方そのものだということを知りました。そこで、自分もコーチングを学んで実践できるようになりたいと思いました。」

「会社で後輩の相談にのることが多かったのですが、自分は人の話を聴くのが好きなんだと改めて思いました。そして後輩の多くが同じような悩みを抱えていることを知りました。子育ても一段落したし、もう一度自分を輝かせたい、今度は自分の『個育て』をしつつ、そんな後輩の人たちの力になりたいと思いました。」

など、コーチになろうと思った動機は様々だと思いますが、まずは、それをきちんとストーリーとして語れるようにしておくことが第一のポイントです。

クライアントがあなたをコーチとして選んでくれる要素は、実績などもありますが、あなたのストーリーに共感して、あなたを選んでくれることが多いからです。

そのうえで、次のことについても、自らの言葉で語れるようにしておきましょう。

「あなたはコーチになって何を成し遂げたいのでしょうか?」
「そのことが実現できると、あなたにとって何が変わるのでしょうか?」

戦略その2. コーチとしてのポジショニングを明確にする

ポジショニングは、あなたの『位置づけ』をどのようにお客様に認知して頂きたいかを考えることです。つまり、「誰に」「どんなメッセージ」を伝えるかを明確にして、あなたがどんな領域で、どんなビジネスをやるのかを決めることです。これによって、あなたの独自性を打ち出し、他者との差別化を行うことができます。

ビジネスの80%はポジショニングで決まるとも言われるくらい重要な戦略になります。

競合となりうる製品・サービス群の中からあなたを選択してもらうには、あなたの位置づけを明確にする必要があります。あなたの強みを際立たせて、あなたの魅力がより伝わるように感じてもらえるようなポジショニングを決めます。

 

ポジショニングを検討するときには、戦略的に有効な2つの軸を決めます。そして、図表のように2軸のマップ(ポジショニング・マップ)で表現することが多いです。

戦略その3. 魅力的なコーチング・パッケージを創る

コーチングは、「1回60分 〇〇円」というような決め方をすることが多いですが、通常、コーチングは一定期間継続して実施していきます。クライアントの新たな挑戦やありたい姿をサポートしていくためには、複数回のコーチング・セッションが必要になります。

あなたが経営者の想いをカタチにするビジョン・コーチだとします。
その場合、例えば「経営者の想いを引き出すピジョンづくりの方法」などをテーマにしたコーチング・パッケージをつくり、クライアントが期待する結果や成果を明確に見える化します。次に、期間6か月間、毎月2回(1回90分)のセッションを実施、というように、具体的なコーチング・セッションの回数や期間を決めます。
いかに魅力的なコーチング・パッケージをつくることができるかどうかが、コーチとして成功するか否かを決めるといっても過言ではありません。

戦略その4. 適正な価格を設定する

コーチングは形のないものであるだけに、価格設定は最も難しいものの一つです。

「私のコーチングでこんなにお金を頂いていいのだろうか?」多くのコーチが悩んでいます。価格をつける時に注意したいのは、あなた自身が自ら評価した価格をつけないことです。
多くの人は、自分の価値を過小評価していて、低すぎる価格設定をしています。

あなたが考えなければいけないのは、あなたが生み出せる成果に対して価格をつけることです。もしあなたがビジネスコーチであれば、あなたのコーチングによってクライアントがビジネスで得られる価値はどのくらいでしょうか?あなたはクライアントに対して、どの程度お役に立てることができるでしょうか?

実績が少ない段階では、自分の提供できる価値が分からず、価格をつけにくいと感じられると思います。その時は、最初は無料ないしは低価格で設定し、結果や成果が出た時に料金を頂くというように『成果報酬』にするのも一つの方法です。

戦略その5. 「選ばれ続ける」情報発信

 

プログやメルマガ、SNSなどを通して、あなたの考えを発信していくことも大切です。
情報は、あなたのコーチングを選んで頂く人とつなぐものです。
情報には製品やサービスの紹介など『機能的価値』と、創業秘話、顧客の声などの『情緒的価値』がありますが、特に『情緒的価値』の発信が有効と言われています。

「選ばれ続ける」には地道な情報発信が必要です。このことは大企業であっても個人であっても同じです。

 

「あなたはどんなコーチを目指したいですか?」
 「あなたがコーチングで大事にしていることは何ですか?」
「あなたはどんなコーチだと認知してもらいたいですか?」

現代は一人一人が情報発信する時代です。コーチングに関わらず、どんなビジネスをするにしても、あなた自身を知らしめたいパーソナルブランドを明確にすることが求められます。

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