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副業解禁!上手な働き方の提案

長らく禁じられていた副業・兼業が大きく変わろうとしています。
現にロート製薬やソフトバンクなど大手企業も、副業容認を発表し話題になっています。

多様で柔軟な働き方改革の一環として、厚生労働省でも副業・兼業に関するガイドラインの策定や、モデル就業規則改定などの環境整備が進みつつあります。

海外では、副業・兼業を通じた起業が開業率の向上にも寄与しており、新技術の開発やオープンイノベーション、第2の人生の準備としても有効であるとして認めているところが多く、日本でも今後急速に解禁するところが増えてくるものと思われます。

それでは、これからのビジネスパーソンは、どのようにして対応していったらいいのでしょうか?

昨年、2017年のビジネス書で注目された本の一つに、リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著「LIFE SHIFT—100年時代の人生戦略」があります。
2007年に生まれた日本人の半数が107歳まで生きるという衝撃のデータが紹介されています。

昨年9月15日時点の100歳を超える日本人は約6.8万人で、2050年には約53.2万人に上ると推計されています。

政府も昨年9月に、人生100年時代を見据えた経済・社会システムを実現するための政策のグランドデザインを検討するため、「人生100年時代構想会議」をスタートさせました。

これまでの「教育・仕事・老後」という3つのステージの単線的な人生ではなく、マルチステージの人生を送るようになるというものです。

人生100年時代をどう生きたらいいのか、あなたは100歳の時、どんな人生であったらいい人生だったと言えるでしょうか?

私は、生涯現役でいたいとの思いで「起業」という道を選択しました。
起業しようと思った一番のきっかけは、以前勤めていた会社で、入社5年目の時に大きなミスを犯してしまったことにありますが、当時大手金融機関などの倒産が相次ぎ、リストラが横行し、組織に依存することの怖さやリスクを感じたことにあります。

「組織に依存せず自立した生き方をしたい」
「どこに行っても通用する力をつけよう」
そう思って、中小企業診断士の資格を取得し、様々な自己投資を行ってきました。

以来、複線型の人生を歩むことになります。
勤めながら、中小企業診断士の受験指導や本の執筆などをしていました。
ただ最初の頃は、副業というより、「本業につながり、自分の成長につながる」とてもいい機会になるのではというのが正直な気持ちでした。

当時勤めていた会社でも、人一倍働き、貢献してきたという自負があります。
他流試合をしてきたことで、会社へ貢献できたことも多かったと思っています。
あくまで本業を活かすためのものとして位置付けていました。
従って、私の中では「副業」という意識も持っていませんでした。
お金が目的ではなく、あくまで自己投資の一環でした。

規則上は許されないことですが、過去の裁判例から判断して大丈夫だろうなどと、勝手な自己判断をしていました。

これからはもっと副業しやすい環境になるでしょうが、ビジネスパーソンがキャリアアッブを図り、将来に活かす副業収入を確保していくために考慮すべき5つの原則があるように思います。

その5つの原則とは?

  1. 本業である会社の仕事に活かせる分野とする
  2. スキルアップを最大の目的とし、お金に執着しない
  3. 自分が楽しんで取り組めるものとする。
  4. 会社の仕事にも全力で取り組む
  5. 休日を確保する

以上です。

もしあなたが、コーチングに興味・関心を持っているなら、これらの条件を充たしながら取り組めるコーチングビジネスが絶対お勧めです。
会社の仕事はもちろん周囲の人とのより良い人間関係づくりや子育てにも役立ちます。

リスクのない副業から始めて、もちろんプロコーチとして独立起業も夢ではありません。
ビジネスパーソンにとって、こんな魅力的なビジネスは他にないと言っても過言ではないでしょう。

【参考】
過去の裁判例では、労働者が労働時間以外の時間をどのように利用するかは、基本的には労働者の自由であり、各企業においてそれを制限することが許されるのは、

  1. 労務提供上の支障となる場合
  2. 企業秘密が漏洩するなどの企業秩序に影響が生じる場合
  3. 信頼関係を破壊する場合
  4. 競業に当たる場合

とされています。

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