起業家のためのビジネスモデル構築
コーディネーターの五十嵐久です。
前回に引き続き、事業計画書(ビジネスプラン)の書き方
についてお伝えします。
金融機関等からお金を借りるには、
事業計画書(ビジネスプラン)を提出することが必要です。
金融機関から借入する場合だけでなく、
ベンチャーキャピタルなどの投資家から資金を提供
してもらうような場合にも必要です。
金融機関や投資家を納得させる
事業計画書(ビジネスプラン)を作成するには
どのようなところに気を付けたら良いのでしょうか?
これまで、たくさんの事業計画書を見てきましたが、
多くの人は、独りよがりのものになってしまっています。
一般的に金融機関や投資家は「100㌫事業計画通りに進む
などとは思っていない」と考えた方が良いでしょう。
もちろん、金融機関としても計画通りに行ってほしい
とは思っていますが、金融機関としては、
常に最悪の場合を想定して融資するかどうかを判断します。
この経営者は万が一の時でも、頑張りきれるのか、
どのようにして乗り切れるだろうか、
などと考え、経営者が本当に信用できる人物かどうか
を考えていると思ってください。
金融機関や投資家は、自分(会社)のお金を他人の会社に
融資・投資してリスクを共にする以上、その事業の成功の
確率が納得できるものである必要があります。
実際に事業を始める皆さんにとっては、当然「うまくいく!」
と思って始められることと思います。
金融機関や投資家を納得させるには、単に「必ず成功させます!」
というだけでは不十分です。
金融機関に融資を求めるのであれば、
「間違いなく返済できる」という根拠が必要です。
今回の借入で行う事業によって
十分なキャッシュフローが発生することを
いかに論理的な裏付けをもって説明できるかが、
ポイントになります。
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(株)コーチビジネス研究所 代表取締役
銀座コーチングスクール埼玉校、池袋校共同代表
中小企業診断士 五十嵐 久