やりたいことが見つからないという人へ(2018/10/10)

コーチングをしていても、時々「何かやりたいんですが、やりたいことが見つからないんです。」という方がいます。

メタ認知

認知心理学の中で、もっとも注目されている概念に「メタ認知」というものがあります。 「メタ認知」とは、自分の感情を冷静に観察し、「今、自分の状態はこうだ」「自分はこんな感情を持っている」と気づく力のことです。

なんとなくモヤモヤしたり、イライラしたりしていても、
「モヤモヤしている自分や、イライラしている自分」を
言葉で認識することなく過ごしていることが多いようです。

自分の中に起きている感情をしっかり把握しないと、「変えよう」という気持ちになる ことはできません。

本当はやってみたいけど、やることに踏み出せない。
「自分にはできないにきまっているから、努力するだけ無駄だ。今で十分幸せじゃないか」と思ってしまう。自分の強い欲求が実現できない居心地の悪さを解消するために、人間は無意識のうちに信念を書き換えてしまうことがあります。

「やってみたいけど」自分には無理だ、と思った途端に
「あの人は特別だ、私とは違う。自分は今幸せなんだから無理をする必要はない」
と思ってしまいます。
このように私たちは、自分の感情をもとにして、信念をつくっています。

「今、幸せなんだから無理する必要はない」と無理に正当化をしてしまう。
これを「認知的不協和」と呼んでいます。

例えば、とても大好きで「いいところばっかり」と言っていたのに、
フラれてしまった途端に、「あんなヤツ最低だ」と思い込むようになってしまいます。

私たちが見ている世界は感情に左右されている

自分が「こうだ」と信じ込んでいることは、感情をベースにつくられた偏見や思い込みに過ぎません。「あんなヤツ最低だ」という自分の思いは、根拠のある「事実」だと思い込んでいますが、実は「手に入れることができなくて悔しい」という感情からつくられています。

私たちが見ている世界は、感情に左右されています。
だからこそ、自分のありのままの感情に気づくこと、自分の感情を素直にメタ認知することがとても大事です。

居心地の悪さを正当化してしまうのではなく、
「自分は今これが悔しいのだな」「嫉妬しているのだな」とそのままにメタ認知して、
「ではどうしたらいいだろう?と自分への質問を行うことです。

今の自分は、すべて自分の選択の結果である

今の自分は、すべて自分の選択の結果です。
さまざまな職業があるのに、私はいまコーチという職業を選択しています。

小学生の頃は絵描きになりたい、高校生の頃は弁護士になりたい、と思っていました。
大学生の時のさまざまな経験がもとで、中小企業支援の仕事に携わるようになり、
人材育成に関心を持つようになって、今はコーチをしています。

その時々の出会いや出来事の結果、感情の変化があり、コーチになりました。
最初からコーチを目指していたわけではありません。

「どういう仕事が自分に合っているか」など誰にも分かりません。
好き嫌いなどその時の感情で決めています。

「やりたいことが見つからない」というなら、まずは目の前の仕事や好きなことに全力で取り組んでみることです。よほどの天才でもない限り、やりたいことが最初から決まっている人などいないでしょう。
多くの人が試行錯誤し、時には回り道や寄り道し、今を生きています。

日常生活には「やらねばならないこと」が無数にあります。その一つ一つに対して丁寧に「全身全霊」で取り組んでいくことです。

必ず「ああ、このことが好きだな」と思うことが見つかると思います。一日一回、誰かの 役に立とう、そんな気持ちで取り組んでみましょう。

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