なぜ私がこの起業塾をやるのか (講師紹介)

はじめまして

(株)コーチビジネス研究所代表の五十嵐久と申します。
現在、淑徳大学のプロコーチ入門講座講師、コーチングスクールを運営する傍ら、中小企業診断士並びにプロコーチとして、主に中小企業経営者やこれから起業したいという方のお手伝いをしています。

〜新聞奨学生として過ごした大学4年間〜

新潟県小千谷市の出身です。冬は陸の孤島となってしまうような小さな村で育ちました。
そのため、高校までは片道8キロ、往復16キロありましたが、毎日歩いて学校へ通っていました。
中学・高校6年間は、テニスの練習に明け暮れていて、大学へ行くことなど考えてもいなかったのですが、東京の青空に憬れて、18歳の時に上京します。
経済的な事情もあり、自力で学校へ行かなければなりませんでしたので、大学生活4年間は、読売新聞奨学生として文京区白山にある新聞販売店に住み込みで働きながら学校へ通っていました。
この時の様々な経験と一冊の本「米百俵」との出会いから、中小企業のための仕事をしたいと思い、学校卒業後は公的な中小企業支援機関に勤めることになります。
とても居心地の良い素晴らしい職場でしたが、入社5年目の時に会社を辞めなければいけないような大きなミスを犯してしまいます。
結果的に会社に損害を与えることはなく、そのまま勤め続けることはできたのですが、この時の事件をきっかけに、会社を辞めても社会で通用するような力をつけなければいけないと強く意識するようになりました。

〜30歳の時に中小企業診断士に〜

そしてこのことが一つの契機となり、会社の仕事にも活かせると考え、中小企業診断士試験にチャレンジし、30歳の時に中小企業診断士として登録します。この受験勉強をしている時に指導をして頂いた恩師との出会いによって、中小企業診断士の受験指導や本の執筆、研修講師など様々な機会にも恵まれることになりました。
その後、中小企業診断士としての資格を活かして、資金調達支援、起業支援、再生支援、経営相談、人材育成など様々な業務に取り組んできました。多くの経営者の方にお会いし、中小企業の現場を見ているうちに、人材の育成こそ最も大きな課題であると感じ、人材育成の仕事に興味を持つようになりました。一方、提案型、問題解決型のコンサルティング的な関わりの限界のようなものも感じている時でもありました。

〜コーチングとの出会い〜

そしてこの頃から、いつか人材育成や研修のプロフェッショナルとして独立したいと思うようになりました。
研修コンサルタントアカデミー、産業カウンセラー協会などで学び、2005年にコーチングに出会います。カウンセリングの勉強をしている時に、初めてコーチングという言葉を耳にしました。「コーチングって何だろう?」人の可能性を引き出すコーチングというものに興味を持つようになり、銀座コーチングスクールの門を叩きました。
その後も日本マーケティング・コーチ協会、虎の穴プロフェッショナル、ストレングス・ラボ、コーチング・プラットフォームなど様々な機関でコーチングを学んできました。 コーチングに出会ってから経営者の皆さんとの関係性も深まり、成果が目に見えるようになりました。何よりも自分自身が大きく変わる力になれたと感じています。田舎者で恥ずかしがり屋の過去の私を知っている同級生や田舎の人たちには、私がこんな仕事をしていることが信じられないのではと思います。

〜女性コーチが増えれば社会を変える力になる〜

”コーチングには社会を変える力がある”そう信じています。コーチ及びコーチングのプレゼンス向上と日本におけるコーチング普及の力になりたいと考え、昨年には有志と一般社団法人東京コーチング協会を起ち上げました。
コーチングの勉強はしたものの、まだ自信がない、今後それをどう活かしていったらいいか分からないと悩んでいるあなたに、プロコーチ・起業家として活躍していくための私がこれまで学び経験してきたことのすべてをお伝えします。
また、コーチングのスキルを加えることで仕事の幅を広げ、起業を加速させることができます。職場や家庭において特に女性が果たす役割は、大きなものがあります。
女性コーチが増えれば、社会の大きな宝になります。女性は日常生活の中で感じている不便や不満をアイデアに起業する方が多く、堅実な起業家が多いのが特徴でもあります。中小企業診断士としての強みを活かして、ビジネス経験のあまりない方にも、起業から事業の安定まで生涯にわたりサポートさせて頂きます。