企業の成長と社員の自己実現を一致させることはできるか(2018/02/11)

働く価値観の変化など時代が大きく変わってきている今日、
これからの企業経営で最も大切なことは、
企業の成長と社員の自己実現をどう一致させていくかにあります。

もっとも従前から、会社の目標と個人の目標との一致点を見出し、
そのベクトルを合わせることは、会社として常に目指してきたところであり、
今に始まったことではないのですが、近年特にこのことが求められているように感じます。

「企業の目標と社員一人一人の目標を一致させることなんてできるはずがない」
そんな声も聞こえてきそうです。
確かに、社員の目標は多様で一人一人異なり、
社員の数だけ目標があると言っても過言ではありません。
それらをどう一致させていくのか、これまでも多くの経営者が頭を悩ませてきた課題です。

しかしながら、私がこれまでお手伝いしてきた経験からしても、
経営者や社員一人一人のパラダイムや考え方を変えることができれば、
必ず一致させる道はあると確信しています。

マネジメントの父と称せられたピーター・ドラッカーの『5つの質問』の中にも、
そのヒントがあります。
一つ目は、われわれの使命は何か、です。
わが社がこの社会に存在しなくてはならない理由はどこにあるのか、
何のために仕事をするのか、この根本的な事業の目的を明確にすることです。

二つ目は、われわれの顧客は誰か、です。
わが社の使命は誰に向けられたものなのか、誰のお役に立ちたいのか、
どういう人を幸せにしたいのか、ということです。

三つ目は、顧客の価値は何か、です。
自分たちが売りたいものを押しつけて売るのではなく、
自分たちがお役に立ちたいと思っているお客様は何を望んでいるのか、
何に価値を感じているのか、です。

四つ目は、われわれの成果は何か、です。
成果というのは売上や利益のことだと思いがちですが、
大事なのはお客様がどうよくなったかです。

五つ目は、われわれの計画は何か、です。
計画とはただ数字を立て、スケジュールを組めばいいわけではありません。
事業を底上げするための目標を立てることだと、ドラッカーは言っています。

喜んでくださるお客様をどれくらい増やすのか、どう増やすのか。
そのために、人、モノ、カネ、時間、情報などの経営資源をどうやって、
手に入れ、活用するのか、という目標を立てたうえで、
役割分担し、実行していくことです。

この5つの質問に対する回答をもう一度考えてみましょう。
それを社員にきちんと伝えているでしょうか?
もしかして伝えたつもりになっていて、
社員は知らない、忘れている、理解していない、
といった状況にないでしょうか?

更にドラッカーは、『経営者の条件』で次のように述べています。
「成果を上げるには、人の強みを活かさなければならない。
弱みからは何も生まれない。成果を生むには、利用できる限りの強み、
すなわち同僚の強み、上司の強み、自らの強みを総動員しなければならない。」

社員一人一人が自分の強みを発揮できるような仕組みをつくることが必要です。
社員一人一人と対話し、その心の声を聴くことです。
ここにもリーダーとしてコーチングスキルとコーチングマインドが必要な理由があります。

社員が欲しているもの、欲していないもの、
既に持っているもの、持っていないものは何でしょうか?
マトリックスにして考えてみましょう。

例えば、社員が欲していて持っているものの中には、
一人一人の社員の中にある働く目的があります。
一方、社員が欲しいと思っているけど持っていないものは何でしょうか?
もしかとしたら会社の目的との結びつきかもしれません。

このようにして、会社の中の制度を一つ一つ見直してみましょう。

いま、なぜリカレント教育なのか?マルチステージの人生の生き方(2018/01/24)

最近、再びリカレント教育という言葉がよく聞かれるようになりました。

リカレント教育とは、スウェーデンの経済学者であるレーンが初めに提唱し、1970年代に経済協力開発機構(OECD)で取り上げられた生涯教育構想です。

義務教育や基礎教育を終えて、社会人や職業人になってからも、個人が必要とすれば教育機関に戻って学ぶことができる教育システムを言います。

リカレント(recurrent)とは、循環する、反復する、回帰するという意味です。
また学校に帰って教育を受けるシステムと言えます。

国の予算を使うのは疑問もありますが、急速に変化する社会に適応していくためには、生涯にわたり学び続けていくことが重要ですので、こうした制度が整うことは個人的にはとても嬉しいことです。

平成29年12月に閣議決定した「2兆円規模の政策パッケージ」に盛り込まれ、本年1月23日、安倍総理の国会の施政方針演説でも取り上げています。

施政方針演説では、80歳を過ぎてからコンピュータを学びゲームを開発した若宮正子さんの例をあげリカレント教育の必要性を訴えていました。
「若宮正子さんは、“人生100年時代、学齢期の教育だけでは不十分です”と言っています。いくつになっても、誰にでも、学び直しと新たなチャレンジの機会を確保したい。雇用保険制度も活用し、リカレント教育の抜本的な拡充を図りたい」と述べました。

具体的には、看護師や保健師ら看護職員の具体的な職場復帰支援策として、
(1)復職を目指す看護職員に、研修を受講する費用の一部を補助
(2)新たな研修を実施する看護の専門学校などへの財政的な支援を拡充
することなどが検討されています。

また出産・育児で退職した女性や定年退職した高齢者らがビジネスの技能を磨く「リカレント(学び直し)教育」推進のため、政府は2019年度以降に約5,000億円を投入する予定のようです。

リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著「LIFE SHIFT—100年時代の人生戦略」では、人生はマルチステージ化する、と言っています。
これまでの「教育・仕事・老後」という3つのステージの単線的な人生ではなく、マルチステージの人生を送るようになるというものです。

マルチステージの人生が普通になれば、私たちは人生でもっともっと多くの経験をするようになります。
3ステージの人生では、教育から仕事へ、仕事から引退への2回でしたが、人生のステージが増えれば、違うステージが待っています。

大事なことは、こうした変化にどう対応していったらいいいかです。
これまでと同じ3ステージの人生を想定していたのでは、もったいないですね。

マルチステージ化する長い人生の恩恵を最大化するためには、柔軟性を持ち、新しい知識を獲得し、新しい思考様式を模索し、新しい視点で世界を見て、力の所在の変化に対応し、ときには古い友人を手放して新しい人的ネットワークを築く必要があると言います。

こうした「変身」のためのスキルを持つためには、ものの考え方を大きく転換し、未来を見通す力が必要です。

新しいステージに対して一人ひとりが自分の望む人生を築く道を開くためには、自分への投資が欠かせません。
新しい役割に合わせて自分のアイデンティティを変えるための投資、新しいライフステイルを身に付けるための投資が必要です。

そんな自分らしい生き方を見つけるときに、コーチングが有効です。
自分自身に問うてみるセルフコーチングでもいいでしょう。
もう一度自分の人生を見つめてみましょう。
「あなたはどんな人生を送りたいのですか?」

コーチングとは、仕事、人間関係、生活スタイル、考え方などをよい方向に変えたいと思っている人をサポートすることです。

変わりたいあなたを応援します。

助成金は取得よりも使い方・活かし方が大事(2018/01/23)

今、国や自治体から様々な助成金が出ていますが、
あなたは申請したことがありますか?

最近では、スーパーコンピューターの開発を手掛ける
ベンチャー企業をめぐる国の助成金不正受給事件で、
ペジー社社長の斉藤元章容疑者らが逮捕されるなどで話題になっていますね。

助成金の不正受給など絶対にあってはならないことですが、
不正ではないにしても、助成金に対する考え方や使い方に
疑問を感じるケースが多々あります。

助成金を、ただお金がもらえるからと考えて申請している
企業が多いのが実体です。
特に多いのが、厚生労働省が行っている雇用関係の助成金です。
厚生労働省関係の助成金申請手続きを代行している
社会保険労務士やコンサルタントも、それを助長する
かのような口ぶりでセールスしている人もいるのでなおさらです。

雇用関係の助成金の本来の目的は、
労働者の職業を安定化させるために、
失業の予防、雇用機会の増大、雇用状態の是正、労働者の能力開発等
を図ることにあります。

そのため、人材の雇用や障がい者の雇用、人材の育成などに伴う
助成金が設けられています。
また近年では、定年の延長や廃止による高齢者雇用、
介護・育児休暇制度の充実などを対象とした社会情勢を
反映した助成金が増えています。

現在比較的申請しやすい助成金は以下の4種類です。
就業規則を改定し次の制度を新たに設けて実施すると、
155万円助成金を受給できます。

制 度 概 要 定 額 ※離職率改善
生産性向上
教育休暇等制度導入
(人材開発支援助成金)
外部研修に参加するための
有給制度を付与する
47.5万 +12.5万
健康づくり制度導入
(職場定着支援助成金)
人間ドックや生活習慣病予防検診を実施する 10万 +72万
セルフ・キャリアドック制度導入(人材開発支援助成金) キャリアコンサルタント
によるキャリア面談実施
47.5万 +12.5万
人事評価制度整備導入
(人事評価改善等助成金)
人事評価、昇給基準を作成し2%昇給する 50万 +80万
    合計 155万 332万

 ※離職率の改善や生産性向上要件を満たすと、金額が増額され、332万円となります。

まずは次の基本的な受給要件を確認しましょう。
(1)正社員を1名以上雇用している
(2)雇用保険・社会保険を払っている
(3)過去6カ月以内に会社都合での解雇がない
(4)残業代未払い等、労務違反を犯していない
以上の条件に合致していれば、原則として受給可能です。

いずれも従業員にとっても、とてもメリットのある制度です。
大切なことは、これらの制度を新設し助成金を活用して、
職場環境を改善し、働き方の改革や人材育成へ向けて投資をすることです。

離職率の改善や生産性の向上には、コーチングがとても有効です。
離職率の高い大きな要因は人間関係にあります。
また生産性を高め、業績を改善するには社内における
「関係性の質」を高めることが有効であると、
マサチューセッツ工科大学のダニエルキム教授が
『成功の循環モデル』の中で提唱しています。

『成功の循環モデル』とは、
①チームの関係性が良く、風通しがよいと「関係性の質」が高まり、                                                                  ②対話を通して本質的な議論が行われ、より深いレベルでの対話が行われ
「思考の質」が高まる                                                                                                                                                           ③結果として新たな挑戦や助け合行動が生まれ、「行動の質」が高まり、                                                                                ④その結果、チームや組織のパフォマンスが上がり売上や成績も上がるという
「結果の質」が高まるという好循環が生まれる
というものです。

この「関係性の質」や「思考の質」を高めるうえで、
コーチングを導入してみることをお勧めします。

コーチングの基本的な考え方は、「人は無限の可能性がある」
「答えは相手の中にある」ということであり、
相手を100%信じて受け止めてあげるという人間観に基づいているからです。

キープオンゴーイング(2018/01/01)

2018年、明けましておめでとうございます。

平成30年という区切り年でもありますね。
皆さんはどのような新年をお迎えでしょうか?

実は1月1日は私の誕生日ですが、お正月のお祝いにかき消されてしまい、
小さい頃からあまり誕生日を意識したことがありません。
しかしながらここ数年は、さすがに、残された命をいかに使うか、
終活ということを考えるようになりました。

年末年始にかけて、元聖路加国際病院院長日野原重明さんの著書
『生きていくあなたへ ~105歳どうしても遺したかった言葉~』
を読んでとても感銘を受け、私もこんな生き方をしたい
と決意を新たにしています。

読まれた方も多いと思いますが、この本の中で日野原先生は、
特に次の3つの言葉を遺しておられます。

一つ目は、迷った時は遠くを見つめる、ということです。
困難にぶつかった時こそ、なぜそれをやるのか
自分に問いかけ遠くを見つめることだと言います。

日野原先生は、聖路加国際病院の新病棟建設にあたって、
多くの人の反対にあいながら、広い廊下やロビーを設け、
ロビーや礼拝堂にも酸素吸入装置を設置するなどしました。

東京大空襲の時に、たくさんの被災者を目にしながら
救うことができなかった、その時の想いから
災害に耐えうる大病院を作りたかったようです。

このことが後の地下鉄サリン事件の時に、
どこの病院も受け入れが難しかったところを
640人もの患者さんの命を救うことにつながります。

二つ目は、人生を人のために捧げる、ということです。
日野原先生は、よど号ハイジャツク事件の時に、
同じ飛行機に乗り合わせるという数奇な運命に遭遇しています。

この時の体験から「一度は死んだ命、これからは自分の命を人のために使おう」
と決めたと言います。
そして、日本初のホスピスを設立し、人間ドックや
生活習慣病という言葉を世に広めるなど、
医学界における先進的な取り組みをなさってこられました。

三つ目は、キープオンゴーイング(前に進み続けよう)
病や苦難によって、新しい自分を見つけたら、
その愛を受け取ると同時に、過去の自分の皮を脱ぎ捨てましょう。
常に「キープオンゴーイング」(前に進み続けよう)

「自分のことはいちばんわからないから、一生をかけて発見していくものです」
と言っています。

人生は“未見の我”を見つける旅ですね。
喜びと感謝の気持ちを持ってキープオンゴーイング、
この言葉を胸に2018年も前進し続けたいと思います。

皆様にとっても素晴らしい年となりますようお祈り申し上げます。

本年もよろしくお願い致します。

自己認識は、自分が描く未来を形にする(2017/05/13)

「自己認識」とは、「自分を認識する」ことですが、あなたは自分が何者であるかを常に意識して生活してはいないのではないかと思います。

「自己認識」は、「自意識」とは違う概念です。自意識も外界と自分との違いを意識することですが、どちらかといえば主観的に自己の内側に対して内省的に働きかける意識のことです。
簡単に言えば、「自分がこんな失敗をしたら、他人から笑われるのではないか」という意識です。

「自己認識」も自己と他者との違いを認識することですが、自己認識は、他者という客観的な存在を認識したうえで「自分がここに存在する」ことを知る・認めることになります。
つまり、自分の主観的な考えを通して他者と自己を意識するのではなく他者という客観的な視点を通して「自分」を確かな存在として認めることになります。

自己認識は自己実現に必須

自意識は、主観的要素が強く、あくまで自分が中心です。
この場合、どうしても自分の「考え」「思考」の偏りが影響しやすく、他者に自分の考えを押し付けたり、他者との違いを「自分」への非難や同調としてとらえたりする可能性が高まります。
「自分が他者と比較してどうか」という視点を持つことは、自分という「同一性」が揺らぐことにもつがなります。

そのため、起業をするときや、組織を統括するような立場に立つとき、自意識だけで行動することは、「社員にどう思われるか」「顧客にどう思われるか」の視点に立ちすぎ、自分として何がしたいのかが見えにくくなります。
その結果として、周囲との協働や協調が失われ、孤立してしまうこともあります。

「他者」の見方や関わり方の違いを通して、「自分はどうなのか」「何をしたいのか」を考え自分を認識することは、より客観的に目標達成のための方法を見つけ出すことにつながり、自己実現が可能になるのです。

変化する自己認識

自意識は、自分の内側に主観的に働く意識のため、その傾向はあまり変わりません。
人と比べて罪悪感が強い、羞恥心が強いなどは、年齢や経験によって緩和されても傾向は変わらないものです。

一方、自己認識は、「他者」と「自己」の関わりによって認識されるため、自分の役割や立場、そして「他者」の変化によって変化するものです。

よく、役職が付いた時、「変わったね」と、良くも悪くも周囲から評価されることがありますよね。
その他者からの評価を通して、「自分はこんな面もあったのか」と認識し、さらに自分の能力を発揮するにはどうすべきかと自分が考えることができれば、自己認識力を高めることになります。
他者評価を通して、知らなかった自分の一面を認め、同一性をもった自分と認めることができたのです。

ところが、「変わったね」という評価を受け止められない場合には、他者から見える自分の一面を見ないことになり、自己同一性にずれが生じることになります。
その場合には、自分を成長させる可能性を含む客観的視点を排除することになり、周囲の変化についていけない自分になる可能性が高まります。

もし、あなたが「こうありたい自分」や、「達成したい夢」がある時には、常に変化する他人からの言動や行動などを客観的に受け止め、自分に問いかけることが大切です。
他者から見える自分と、自分が目指す姿にずれがあれば、そのすれをいかに最小に抑え、自己実現を達成するのか、それはあなた自身が行わなければならない作業です。

もし、何かに躓き「なりたい自分」「目標達成」が進まない時、コーチンングを受けることで、効率よく自分を見つめなおすことができます。
コーチは、あなたが受け入れやすいフィードバックをくれるはずです。
そのフィードバックを通して、自己認識を深め、自己一致したあなたが描く未来を手に入れることができます。

自己一致は、理想の自分になるための必要条件(2017/04/26)

表面だけの魅力はいつか剥がれる

こんな企業に勤めたいと思う理由の一つに、まずはその外見が魅力的であることです。
例えば、東証一部上場企業、100年以上続く老舗、TVなどでも取り上げられている急成長企業、研修や福利厚生が良いなど、「安定」「成長」「安全」が視覚的に見えるものに人は魅力を持ちます。
しかしながら、その表面がメッキであった場合、期待値が高い分だけ、それに惹かれて集まった人の落胆は大きいものです。

これは、実は、人にも言えることで、表面上は立派なことを話していた人が、裏では人を罵倒したり嘘をついたりする人だったとします。
外面と内面のギャップが大きいほど、周囲の人はその人に不安を感じ、それがいつしか不信へと発展し、関係性が修復できないほど溝ができる可能性があります。

特に人を統括する立場にある人や、人材育成を担当する役割を担う人は、表面と内面を一致させる「自己一致」が大切で、人を引き付ける力を外見だけでなく内面からも磨くことが求められます。

自己一致は、自分の心のブロックを外すこと

あるクリニック経営者に、第一印象や講演会では、「一緒に働きたい」「素晴らしい」といわれる人がいます。
しかしながら、実際にその人と働く人は長続きせず、なぜか徐々に離れていってしまうのです。

では、どうして人が離れてしまうのか。表では理想の「あるべき姿」を掲げ、その理想に賛同した人が「働きたい」と彼の元に来ます。
ところが、徐々にその経営者の「一緒に働くなら理解しろ」的な甘えや傲慢さ、そしてお金に関する汚さなどが見えてしまい、一緒に働くことに嫌気がさしてしまうということでした。

誰もが、仕事を維持するために、資金を得ることは大切であり、きれい事だけで経営は成り立たないことも理解しています。
そのため、一緒に働く人も、経営者がお金に細かいことに対しては「口うるさい」とは感じても「信じられない」とまでは考えません。
しかしながら、「言われるまでお金を払わない」「小さな嘘をつく」などの現実を見せられた時、経営者の「自己不一致」に気付き「ついていけない」と感じるのです。

この経営者は「本当はお金を稼ぎたい」と思っているのですが、「お金のことを口にするのは恰好悪い」「人に太っ腹と見られたい」というブロックが邪魔をして、表面では「弱い人からお金を取るのは悪」と口にしています。

たぶん表面の言葉も、経営者のありたい姿ではあります。
ところが、それは「本当はお金を稼ぎたい」希望がかなったうえでの理想の姿でしかないことに経営者は気が付いていないのです。

実はその経営者と働く部下や仲間達は、そのことに気が付いています。気が付いていないのは経営者自身。
だからこそ理想を語り続けることが、周囲の人からは次第に“薄っぺらな人間”に見えてしまい、信頼も信用もできなくなり彼のもとを去っていくのです。
人の上に立つ、人をまとめる立場になる人は、理想を口にする前に、自分の内面にあるブロックを知らなければ、表と内面のギャップが大きくなるばかりで、あなたが描く未来の夢は実現不可能になってしまうのです。

コーチングは理想の自分に自己一致させる力がある

自己一致は、「あるべき姿」と「あるがままの自分」が同じであればあるほど安定した精神状態となり、人に安心を与えます。
自己一致させるためには、自分の強みや長所だけでなく、自分の弱みや短所、考え方の癖や価値観、劣等感や罪悪感などにも目を向けていくことが必要です。

一個人であれば、「これが私である」と認識するだけでも大切なことです。
自分を受け止め、受け入れることができるだけでも、人は十分生きやすくなります。
しかしながら、指導的な立場にある人には、さらに「なりたい自分」「あるべき姿」の自分と一致させる必要があります。

自分の中にあるブロックを理解し、「なりたい自分」「あるべき姿」に自己を一致させるプロセスは、一人で内省を行いながらできる作業です。
ですが、それは時間がかかり、先ほどの経営者の方のように「自分の問題に気が付けない」こともあります。

これでは時間の無駄になりますよね。

コーチングは、「なりたい自分」「あるべき姿」と現状のギャップの原因を見つけ、最速で短期間で自分の理想に近づくための方法です。
いつも同じことで躓く、周囲の人が次第に離れていくときは、コーチングを通して、自分を見つめ直してみませんか?
あなたの内面からあふれ出る魅力が人を魅了し、夢の実現に大きく近づくことができるようになるはずです。

CBLのおすすめサービス

ホームページ制作・リニューアル「99,000円」
中小企業・個人事業主のためのCBLホームページ制作サービス

コーチ紹介「全3回(1回60分)9,900円」
CBL認定コーチご紹介サービス

リーダーのための自律型人材育成術&会話事例
~成功する1on1ミーティングの進め方~

コーチングの資格を目指したい方へ
日本で唯一中小企業経営者向けエグゼクティブコーチを養成しているCBLコーチングスクール

信じるとは?(2016/03/15)

社長への108の質問
社長は社員を信じることで、何をしていますか?」

世界が注目するカリスマ経営者がいます。

ブラジルで数々の会社を経営するCEOの
リカルド・セムラー氏です。

セムラー氏は、「(ほぼ)ルールのない会社経営
ということを実践しています。

今でこそ、ワーク・ライフ・バランスなど
というようなことが言われていますが、
セムラー氏は既に30年以上も前から取り組んできたと言います。

いつ出社してもいい、どんな格好をしてもいい、
上司に何を言ってもいい

社員に自分の給与を決めさせる

リーダーになるには、部下の承認が必要、
半年に一回、部下から匿名で評価をされます

なぜ本社が必要なのか?
これは経営者のエゴではないか、
自宅の近くでも、取引先の近くでも
自分の好きなところで働けばいい

社員の採用にあたっても、
面接の時点で一生この会社に尽くすなどと
考える必要はない。どんどんキャリアアップして
自分の好きなことにチャレンジすればいい。

社員が5,000人いた時でさえ、
人事部の社員はたった二人だけだったとのことです。

社員を厳しく管理するのではなく、むしろ管理しない
ことを基本にしています。

大切なことは、知恵を出す仕組みをつくること
頭でっかちになってはいけない、と言います。

社員が守るべき最低限の「サバイバル・マニュアル
があるだけです。
①全員が経営に参画する
②組織図をつくらない
③勤務時間は自分で決める

自分の働き方ができる、まさに究極の
ワーク・ライフ・バランスですね。

一人一人の知恵を最大限に引き出して、
質の高い仕事をすることが大切なことです。

こんな会社があったらあなたはどうですか?

社員は自分で自分を律することができないといけないので、
ある意味ではとても厳しいことかもしれません。

コーチングの基本的な考え方に「相手の可能性を信じる」
ということがありますが、
根底にあるのは社員を信じることですね

************************
      お知らせ
◆一般社団法人東京コーチング協会 会員募集中です。
http://tca.tokyo

コーチングの普及・促進を目的に起ち上げました。
コーチングを通じて、一人でも多くの国民が自己実現を果たし、
豊かな社会を創造できる人材となることに寄与します。

コーチが、企業や個人とつながるサイトも運営しています。
多くの皆さんの参加をお待ちしています。

淑徳大学「プロコーチ入門講座」(公開講座2016春・夏)の受講生を募集中です。

http://ext.shukutoku.ac.jp/course/detail/3836/

◆女性限定「乙女コーチング・カレッジ」開講します。
http://www.otomecoaching.com/

************************

 (株)コーチビジネス研究所 代表取締役
淑徳大学「プロコーチ入門講座」講師
一般社団法人東京コーチング協会 前会長
銀座コーチングスクール埼玉校、池袋校共同代表
中小企業診断士/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント
起業家のためのビジネスモデル構築コーデネーター

 

 

 

志と絆(2016/03/06)

社長への108の質問
「社長は、どんな志を持って経営していますか?」

あの東日本大震災から、もうすぐ5年になります。

『致知』本年4月号に、日本を美しくする会相談役の
鍵山秀三郎氏と志ネットワーク代表の上甲晃氏の対談が
掲載されており、上甲晃氏によると、
あのような大震災があった時に、立ち直りの早い人には
次のような共通点があるということを言っています。

「まず第一は、志のある人です。
ただ生活のためにパン屋をやっている人は、
補助金をもらえる間は再開しようと思わないのですが、
地域の役に立つためにパン屋をやっているという
志や使命感のある人は、一刻も早くパン屋を再開しないと
地域の人が困ってしまうと考えるので、立ち直りが早い。

もう一つ、孤独な人は立ち直りが遅いけれども、
強い絆で結ばれた仲間がいて、いろんな人が励ましに
来てくれるような人は立ち直りが早い。」

志と絆の二つが人生の危機管理における重要なポイント
だと言っています。

これに関連して、鍵山秀三郎氏も
次のような事例を紹介されています。

「東北でイエローハットの代理店を経営されている
ホットマンの伊藤社長は、震災で石巻のお店が全滅した時に、
大勢のお仲間が集まってあっという間に復旧しました。

ところがすぐ近くにあったライバル店は、
随分と復旧が遅れたようです。
津波に襲われた時、お客様を店内に残したまま
従業員が先に逃げてしまったことも、
地域社会の支持を失った原因となりました。」

まさに「志」と「絆」が
有無が明暗を分けたというお話です。

************************
      お知らせ
◆一般社団法人東京コーチング協会 会員募集中です。
http://tca.tokyo

コーチングの普及・促進を目的に起ち上げました。
コーチングを通じて、一人でも多くの国民が自己実現を果たし、
豊かな社会を創造できる人材となることに寄与します。

コーチが、企業や個人とつながるサイトも運営しています。
多くの皆さんの参加をお待ちしています。

淑徳大学「プロコーチ入門講座」(公開講座2016春・夏)の受講生を募集中です。

http://ext.shukutoku.ac.jp/course/detail/3836/

◆女性限定「乙女コーチング・カレッジ」開講します。
http://www.otomecoaching.com/

************************

 (株)コーチビジネス研究所 代表取締役
淑徳大学「プロコーチ入門講座」講師
一般社団法人東京コーチング協会 前会長
銀座コーチングスクール埼玉校、池袋校共同代表
中小企業診断士/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント
起業家のためのビジネスモデル構築コーデネーター

想いの7段階(2016/02/25)

今朝起きたら、樹木に雪が積もっていました。
まさに三寒四温といった日が続いていますね。
DSC_3883[1]
この時期になると、故郷新潟から初めて
東京へ出てきた時のことを思い出します。

社長への108の質問
「社長がすべてを捨ててでも、
やってみたいことは何ですか?」

どのくらい「想い」が強いかで、できることは決まると言われます。
「想い」が強いと、困難を楽しむことができます。
「想い」が弱い時は、他人や環境に期待しています。

未来に具体的なイメージが浮かぶとワクワクしませんか?
何でもやってみたくなりますよね。

ボクシングで世界チャンピオンを目指している人にとって、
耐えられない苦痛はないと言われます。

世界チャンピオンになった時のイメージ、
光景が具体的に浮かんで、
ワクワクするからだと言います。

経営も同じですね。
自分は何のために起業、創業したのか?
その想いの強い人は成功しています。

社長は夢を1時間語ることができますか?
アメリカで実際に行った実験によると、
夢を詳細に1時間語ることができた人は、
必ずその通りになったと言います。

先日、福島正伸さんの講演会に参加したら、
「想い」には7段階あると言う話をされていました。

第一段階「誰かにやってほしい」

第二段階「楽にできるなら自分がやってもいい」

第三段階「楽でなくても確実な方法があればやりたい」

第四段階「楽でなくても、確実な方法がなくても、
なんとかできる方法を見つけ出してやってみたい」

第五段階「たとえ捨てるものが多少あってもやってみたい」

第六段階「すべてを捨ててもやってみたい」

第七段階「命をかけてもやってみたい」

第一段階では何も変わりません。
第五段階になって初めて、変革できるレベルになります。

歴史に名を遺すような人は、第七段階レベルの
強い「想い」のある人が多いようです。

私たちは無意識でいると昨日と同じことをしています。
その方が楽だからです。
起業・創業時の「想い」をもう一度思い出してみましょう。

************************
      お知らせ
◆一般社団法人東京コーチング協会 会員募集中です。
http://tca.tokyo

コーチングの普及・促進を目的に起ち上げました。
コーチングを通じて、一人でも多くの国民が自己実現を果たし、
豊かな社会を創造できる人材となることに寄与します。

コーチが、企業や個人とつながるサイトも運営しています。
多くの皆さんの参加をお待ちしています。

淑徳大学「プロコーチ入門講座」(公開講座2016春・夏)の受講生を募集中です。

https://coaching-labo.co.jp/archives/news/1077

ビジネス促進交流会
アントレプレナーズ・ネットワーク(EN)「きずな川口」参加者募集中です。

http://entre-network.jp/

アントレプレナーズ・ネットワーク(EN)とは
経営者としての成長と事業の成長を実現する
次世代マーケティングのプラットフォームです。
会員相互の成長支援を目的とした組織です。

毎週水曜日早朝7:30〜9:30
埼玉県川口駅前で定例会の開催を開催しています。

現在一緒にやって頂ける仲間を募集中です。
あなたも参加して一緒に成長を目指しませんか?
info@coaching-labo.co.jp

************************

 (株)コーチビジネス研究所 代表取締役
淑徳大学「プロコーチ入門講座」講師
一般社団法人東京コーチング協会 前会長
銀座コーチングスクール埼玉校、池袋校共同代表
中小企業診断士/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント
起業家のためのビジネスモデル構築コーデネーター

 

最後の晩餐(2016/02/21)

社長への108の質問
「社長の一番大事な仕事は何ですか?」

王将フードサービス社長の渡邊直人氏は、
従業員に対して、王将の餃子が最後の晩餐
になった次のような話しをよくすると言います。

「王将の餃子が大好きだったあるお客様が、
末期のがんで病床に臥せってしまいます。
お母様が、「何か食べたいものがあるか」
と聞いたら、「王将の餃子を食べたい」と。

すぐにうちの店から買ってきたけれども、
衰弱しきって体も動かせないので、
お母さんが抱きかかえて餃子を口に運んであげたら、
むしゃむしゃと噛んでゴクンと飲み込んだ。

「美味しいか?」と聞いたら、
息子さんは両目からツーッと涙を流して逝ってしまわれた。
うちの餃子が人生最後の食べ物になったわけです。

私は支店長会議でその話を引き合いに、
「君たちは、いつも最高の餃子をお出ししているか?」
と問うんです。

焦げたり、生焼けだったり、
そんなしょうもない餃子をお出しして、
それがお客様の人生最後の食べ物になってしまってはならないんだと。

人生って長いようだけど、この一瞬一瞬は二度と戻ってこない
だから「一個の餃子に一個の魂」。
一個一個を大切にしていかなければいけないんだ
と言い続けているんです。
(『致知』2016年3月号より)

日常の仕事の中に埋没していると、
時として、私たちは何のために仕事をしているのか、
分からなくなってしまうことがあります。

自分たちはただの餃子をつくっているんじゃない。
最後の晩餐に選ばれるような餃子をつくっているんだ。
それほど大事な仕事に取り組んでいるんだという
使命感を持たせることが大切です。

社員一人ひとりに使命感を持たせて、
能動的に働く組織をつくることは、
社長の一番大事な仕事です。

************************
      お知らせ
◆一般社団法人東京コーチング協会 会員募集中です。
http://tca.tokyo

コーチングの普及・促進を目的に起ち上げました。
コーチングを通じて、一人でも多くの国民が自己実現を果たし、
豊かな社会を創造できる人材となることに寄与します。

コーチが、企業や個人とつながるサイトも運営しています。
多くの皆さんの参加をお待ちしています。

淑徳大学「プロコーチ入門講座」(公開講座2016春・夏)の受講生を募集中です。

https://coaching-labo.co.jp/archives/news/1077

ビジネス促進交流会
アントレプレナーズ・ネットワーク(EN)「きずな川口」参加者募集中です。

http://entre-network.jp/

アントレプレナーズ・ネットワーク(EN)とは
経営者としての成長と事業の成長を実現する
次世代マーケティングのプラットフォームです。
会員相互の成長支援を目的とした組織です。

毎週水曜日早朝7:30〜9:30
埼玉県川口駅前で定例会の開催を開催しています。

現在一緒にやって頂ける仲間を募集中です。
あなたも参加して一緒に成長を目指しませんか?
info@coaching-labo.co.jp

************************

 (株)コーチビジネス研究所 代表取締役
淑徳大学「プロコーチ入門講座」講師
一般社団法人東京コーチング協会 前会長
銀座コーチングスクール埼玉校、池袋校共同代表
中小企業診断士/産業カウンセラー/キャリアコンサルタント
起業家のためのビジネスモデル構築コーデネーター

説明会・勉強会

SMEエグゼクティブコーチ養成講座の詳細はコーチングスクール特設サイトからご確認頂けます

コーチングスクールの特設サイト

コーチビジネス研究所のサービスラインナップ

コーチビジネス研究所のパートナーコーチ CBL登録コーチ一覧

無料ダウンロード「研修サービスに関する参考資料」

当社が提供するサービスをまとめた「会社サービスご紹介資料」「五十嵐久プロフィール」の他、研修サービスをご検討中の方や具体的な研修プログラム例が知りたい方のための「自律型人材を育てる効果的な研修の進め方資料」「社内コーチ養成研修提案資料」「部下を輝かすコーチング研修提案資料」の計5点を無料でダウンロードいただけます。

  • TOKYO MX HISTRY
  • 1日3分で学ぶコーチング入門講座
  • コーチング・ビジネスのすすめ: 女性に最適! ゼロから始める夢資格
  • 中小企業・個人事業主のためのホームページ制作サービス
  • イノベーションズアイ登録支援機関 株式会社コーチビジネス研究所
  • あなたに戦略はありますか?言葉のチカラ全開 Cross Section Note

※アマゾンのURLはアソシエイトリンクを使用しています。