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2歳の子にコーチングしたら〇〇〇〇が治りました… ~理想の子育てコーチング7か条~

先日、コーチング講座に参加されている受講生の方から
「2歳の子にコーチングしたら、指しゃぶりが治りました・・・」
と言って喜んで報告してくれました。

2歳の子へのコーチング?体験というのは、私も初めてで、びっくりしてしまいました。

「指、美味しい?」
「保育園でもみんなやっているのかな~?」
と、赤ちゃんの顔をしっかり見て問いかけをしました。
すると赤ちゃんは、ちょっと怪訝な顔をして「指しゃぶり」を止めたといいます。

コーチングのスキルの一つに、問いかけ(質問)があります。
問いかけられて、赤ちゃんなりに何かを感じたのかもしれませんね。

コーチングには、子育てにも大切な考え方が多く含まれています。

理想の子どもに育てるコーチン7か条

1.安心の場をつくる(見守る)

子どもにとって大切なことは、安心の場をつくり出すことです。
子どもが自主的に挑戦しようとしていることを、後ろから支えてあげる、静かに見守ってあげることです。

子どもは何もできないのだから教えてあげなれければいけない、助けてあげなければいけない、と思って子どもの自主性を奪っていないかを振り返ってみましょう。

2.認める

安心感をつくり出し、見守っているというメッセージを具体的に伝える場合に有効なのが、「子どもの変化に気づいて、それを伝えること」です。
子どもは親に気づいてほしいのです。認めてもらいたいのです。

子どもも大人も同じです。
それによって、子どもは自分の成長を再認識し、自分にもできるんだという自己効力感が高まり、次なるチャレンジに意欲的に取り組むことが可能となります。

「認める」と「ほめる」は異なります。
「ほめる」とは、子どもの良い点や上げた成果を取り上げ、子どもを肯定的に評価し、それを伝えることです。それに対して、「認める」は、事実・存在をそのまま伝えることであり、評価を含みません。

子どもの存在そのものを認め、子どもが成長した事実をそのまま認めることです。
最近、スマホの普及に伴い、子どもが話しかけているにもかかわらず、スマホに夢中になっている親の姿を目にすることが多くなりました。
こんな光景を見ると、とても危惧してしまいます。

子どもも大人も私たちは、皆、人から認められたいと思っています。
もっと「認める」ということを大事にしたいですね。

3.傾聴

子どもが何を訴えようとしているのか、言葉だけでなく、心の声を聴くようにします。

4.受容

子どもの心の声をきちんと受け止めてあげることです。
否定や肯定もせず、どんなボールが飛んできてもきちんと受け止めてあげましょう。

子どもの声を最後まで聞かずに、途中で口をはさみ、
「駄目でしょう、そんなことしちゃ!」と頭ごなしに決めつけてしまったりしていませんか?

受容とは、子どもの言葉や感情などを自分の価値観で批判や評価をせず、そのまま、ありのまま受け止めることです。

5.共感

共感とは、子どもの心の基準で子どもの言葉を理解するように聴くことです。
大切なことは、親が理解したと思うことではなく、子どもが理解されていると感じることです。

6.質問

次のような問いかけをする習慣をつくりましょう。
「本当はどうしたい?」
「何があったからできなかったんだろう?」
「それができたら、そこから何が得られる?」

ただし、Whyはあまり使わないようにします。
「なぜやらないの?」「なぜできないの?」と言われると、子どもは責められていると思って、ますます萎縮してしまいます。
Why(なぜ)を使わずに、「何があったからできなかったんだろう?」
というように、「What(何が)」や「How(どのように)」に言い換えるようにするのがポイントです。

7.Iメッセージ

ほめるときも、叱るときも、次のように「I(私は)」を主語にして言うようにします。

(例)
「いい点とったね~よくやったわ」と言うより、
→「(私は)あなたが頑張っていたのを知っているから、
この結果がとても誇らしいと思うわ」

「なんでこんな点をとってきたの、勉強しないでゲームばかりしているからでしょう」
→「お母さんは信じていたから、こんな結果になってとても残念だわ」

AI(人工知能)やロボットの登場により、未来を生きる子供たちは、これまでと異なるヒューマンスキルが求められます。
それは人間にしかできないこと、想像力やコミュニケーション力です。

叱ってしつける子育てから、親の問いかけで子どもが自分で考える子育てへ

コーチングを是非取り入れることをお奨めします。

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