いま、なぜリカレント教育なのか?マルチステージの人生の生き方(2018/01/24)

最近、再びリカレント教育という言葉がよく聞かれるようになりました。

リカレント教育とは、スウェーデンの経済学者であるレーンが初めに提唱し、1970年代に経済協力開発機構(OECD)で取り上げられた生涯教育構想です。

義務教育や基礎教育を終えて、社会人や職業人になってからも、個人が必要とすれば教育機関に戻って学ぶことができる教育システムを言います。

リカレント(recurrent)とは、循環する、反復する、回帰するという意味です。
また学校に帰って教育を受けるシステムと言えます。

国の予算を使うのは疑問もありますが、急速に変化する社会に適応していくためには、生涯にわたり学び続けていくことが重要ですので、こうした制度が整うことは個人的にはとても嬉しいことです。

平成29年12月に閣議決定した「2兆円規模の政策パッケージ」に盛り込まれ、本年1月23日、安倍総理の国会の施政方針演説でも取り上げています。

施政方針演説では、80歳を過ぎてからコンピュータを学びゲームを開発した若宮正子さんの例をあげリカレント教育の必要性を訴えていました。
「若宮正子さんは、“人生100年時代、学齢期の教育だけでは不十分です”と言っています。いくつになっても、誰にでも、学び直しと新たなチャレンジの機会を確保したい。雇用保険制度も活用し、リカレント教育の抜本的な拡充を図りたい」と述べました。

具体的には、看護師や保健師ら看護職員の具体的な職場復帰支援策として、
(1)復職を目指す看護職員に、研修を受講する費用の一部を補助
(2)新たな研修を実施する看護の専門学校などへの財政的な支援を拡充
することなどが検討されています。

また出産・育児で退職した女性や定年退職した高齢者らがビジネスの技能を磨く「リカレント(学び直し)教育」推進のため、政府は2019年度以降に約5,000億円を投入する予定のようです。

リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著「LIFE SHIFT—100年時代の人生戦略」では、人生はマルチステージ化する、と言っています。
これまでの「教育・仕事・老後」という3つのステージの単線的な人生ではなく、マルチステージの人生を送るようになるというものです。

マルチステージの人生が普通になれば、私たちは人生でもっともっと多くの経験をするようになります。
3ステージの人生では、教育から仕事へ、仕事から引退への2回でしたが、人生のステージが増えれば、違うステージが待っています。

大事なことは、こうした変化にどう対応していったらいいいかです。
これまでと同じ3ステージの人生を想定していたのでは、もったいないですね。

マルチステージ化する長い人生の恩恵を最大化するためには、柔軟性を持ち、新しい知識を獲得し、新しい思考様式を模索し、新しい視点で世界を見て、力の所在の変化に対応し、ときには古い友人を手放して新しい人的ネットワークを築く必要があると言います。

こうした「変身」のためのスキルを持つためには、ものの考え方を大きく転換し、未来を見通す力が必要です。

新しいステージに対して一人ひとりが自分の望む人生を築く道を開くためには、自分への投資が欠かせません。
新しい役割に合わせて自分のアイデンティティを変えるための投資、新しいライフステイルを身に付けるための投資が必要です。

そんな自分らしい生き方を見つけるときに、コーチングが有効です。
自分自身に問うてみるセルフコーチングでもいいでしょう。
もう一度自分の人生を見つめてみましょう。
「あなたはどんな人生を送りたいのですか?」

コーチングとは、仕事、人間関係、生活スタイル、考え方などをよい方向に変えたいと思っている人をサポートすることです。

変わりたいあなたを応援します。

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